薪炭林として里山が機能していた頃は此のような風景はなかった。何故なら山藤の様なツル性植物は他の樹木に絡み付き成長を阻害するので、里山の下草を手入れする時に切り落とされるのが当たり前であった。生命力が強い所為か最近では我家の庭にも自生し、知らぬ間に庭木に絡みつく様になり、庭には雑草だけでなく雑木までが生えるようになってしまった。