雑誌pen:特集「ルネサンスとは何か」
大晦日に風邪を引いて、下書きのまま放っておいたのだが、昨日、お台場にある放送局が元NHKアナを起用した番組で...宗教がどうのこうの...と特集して...全部は見てないが最後をバチカンで締めくくっていたが...些か...中途半端に見えたので...参考までに。
雑誌の特集記事としては「完全保存版」と謳っているように、折込みによる見開きで年表と人脈図も付属しており、限られた誌面で押さえ所を外さず、ルネサンス全体を俯瞰するのに手頃な資料に仕上がっている。
惜しむべくは、ルネサンスに興味を抱いた読者のために「文献目録」等も欲しいところである。因みにルネサンスに関する書籍としては...ワイリー・ サイファーの「ルネサンス様式の四段階」がルネッサンスから、マニエリズム、バロック、後期バロックまでの数世紀を遠近法的に分析していて...読応えも充分。
そうですね。
宗教改革と反宗教改革の視点が必要ですね。
サン・ピエトロなんかは反宗教改革派の最終決算によるヴァーチャル・シアターそのものですね。原理主義的な宗教改革派よりも、貪慾に異教的なものさえ呑み込んで消化してしまう処は...野次馬として見る分には面白いかも...
Posted by: iGa at January 16, 2012 11:24 AM参考にさせてもらい、読みました
ルネッサンスが後退する理由とか中途でしたが
雑誌のやれる範囲としては合格点です
次の特集「何故キリスト教?」あたりを複眼で見ないと
ルネッサンスも見えにくいですね