June 04, 2010

PDFをどのAppで読むか...2


手に入れて一週間目のiPadであるが、ブックリーダーとアーカイブを兼ねたデバイスのカスタマイズはこれから...と云う処であろうか。(我ながら文字化けしてる文章...)
色々と試してみると自分で作成したPDFを転送しても画像データが抜け落ちていたりするものと、問題ないものがある。初めは作成したPDF(acrobat)のバージョンの問題かなと....と考えたのであるが...Keynoteを試してみて、どうやら画像データの形式に問題があることが解った。"GoodReader for iPad"がサポートしているのはこれらのデータ形式である。それは"iPad"と云うよりもiPhone OS 3.2の仕様である。つまりMacintoshを黎明期から支えてきたAppleオリジナルのグラフィックデータ形式の"PCT"に拘泥することなく世界標準でないものは捨て去り、その結果、"PCT"形式の生データだけでなく"PCT"が埋込まれたPDFやKeynoteも画像が抜け落ちることになっていた。成程、これでJobsがFlashに拘泥するAdobeを非難することが解る気がした。『俺だって、インターネットに合わせ世界標準でない古いデータ形式を捨てているのだから、君たちもトラフィック障害やセキュリティ障害の要因になるものは潔くさっさと捨てなさい。』と...云うことだろう。そんな訳で"PCT"を埋込んで作成した古いPDFやKeynoteのファイルは画像データの形式を直して再構築せねば...やれやれ...。

と云うことでPDFを読むだけなら"GoodReader for iPad"が最もコストパフォーマンスも高くバランスのとれたAppであることは間違いなさそうだ。

Acrobatで云う「しおり」のインデックス機能も、階層構造で表示されるのでカタログやマニュアルのPDFをブラウズするには最適でである。

とは云うものの、注釈などの書込に対応したその名もズバリのiAnnotateもiPadを手にする前からウィッシュリストに入れていたのだが、値段で買い控えしてた。しかし注釈機能がどんなものか試めしてみない事には始まらないので...コストコで手に入れたiTunesCardでゲット...その印象は何れ...

Posted by S.Igarashi at June 4, 2010 08:32 AM
コメント

AKiさん、どうもです。

「四畳半……」はデジタルが苦手と云うオジサンの関心を引くのに最適なアイテムですね。

Posted by: iGa at June 9, 2010 09:56 PM

島根県益田に iPad を同道させましたが、行くところ行くところ……人気抜群でありました。なにしろ、島根県には iPad を売るところがない……という状況ですから。
益田の酒場での「四畳半……」の朗読は大いに沸きましたです。

Posted by: AKi at June 9, 2010 06:52 PM

shinさん、どうもです。

書籍は別として、もう雑誌とカタログの類いは全てPDFになっても良いと思いますね。そうすればメーカーにとっても経費削減になるし、事務所のカタログも片づけられるし...まぁ材料見本くらいですか...リアルなものは...

Posted by: iGa at June 8, 2010 12:46 AM

やはりPDFを自由に読めるのがポイントでしょうね
現場に施工図を送ったり、不整合についてやり取りが出来るとかなり進歩です
このくらいの情報量を快適な通信速度と画面で確認できる道具がなかったのことが、iPadの優位点。ですが吉祥寺でもAkiさんのiPad を快適に動かすWiFi環境が手薄なのが残念でした。

Posted by: shin at June 7, 2010 09:49 PM