August 04, 2009

ティーンvsアラフォー

"ティーンvsアラフォー"と云うことで二人のジャズシンガーの国内CDデビューである。
一人は1994年2月8日生まれと云うから、未だ15歳のジャズシンガー"Nikki Yanofsky"である。どうも...この年代の妙に大人びた歌手は...カナダのお嬢(美空ひばり)の様に...見えてしまい、子供にしては上手いなぁと感心するのと同じくらい"ある種の痛さ"も感じてしまう。さて、ショービジネスの世界で彼女は10年後はどう成長しているのか.....まぁCDを買うのは...彼女が25歳になってからでも..と、業界とは縁のない爺は考えてしまうのである。有り体に云えばこれは「青田買い」ではなかろうか、将来性のある才能を囲い込んで金を生む木に成長させる、それが目的だろう。お嬢のご機嫌を損ねないよう...ショービジネスもつらいよ...かな。
Nikki Yanofsky - Ella...Of Thee I Swing (Japanese Version w/ Bonus Tracks (3)) - Lullaby of Birdland


そして、もう一人は1970年4月18日生まれ、正規の音楽教育を受けているジャズシンガー"SOFIA FINNILA"(ソフィア・フィンニラ)である。流石大人ですね、落ち着いたジャズクラブで聴いてみたいものです。スウェーデン生まれのジャズシンガーは古くはモニカ・セッテルンドや、最近ではフレドリカ・スタールがいるが、フィンランドのジャズシンガーは聴いた事がなかった。それにしても、何故か最近はカナダとか寒い国から白人系のジャズシンガーが多く出ているような気がする。逆に云えば、アメリカの黒人系シンガーは既にスタンダードなジャズに拘泥していないのかも知れませんね...。

EVERYTHING I LOVE

SOFIA FINNILA - Everything I Love

Posted by S.Igarashi at August 4, 2009 08:06 AM | トラックバック
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