東京人 4月号の特集は『花街 色街』だ。
『色街』とくればその代表は荷風ゆかりの吉原、玉の井、鳩の街だが今月号の東京人は八王子にあった遊廓も取上げられているのだ。
まぁ色街の遊廓は昭和33年3月31日を境に寂れて見る影もないが、花街の方は八王子市が東京都の『江戸東京・まちなみ情緒の回生事業』の支援により八王子市中町の料亭街周辺の花街の雰囲気を回生し、落ち着きを醸しだす路地の石畳舗装、外壁の黒塀風塗装、行灯風街路灯の整備等を行なうそうである。平成21年2月13日の八王子市長定例記者会見によれば総事業費1200万円(内:都補助480万円)で9月に着工、12月に竣工ということであるが、まちなみ情緒の回生の最初が花街の雰囲気というのが...なんとも.........お好き...らしい...
MSN産経ニュースの「八王子で黒塀の小路復活へ」にある写真の路地、見覚えがあると思ったら、小学校の同級生Kが20年前位までカレーの店を開いていた路地であった。
と云うことでストリートビューで八王子市中町界隈の黒塀がある路地。手前右の建物は既に「外壁が黒塀風」に...
3年前に撮った中町界隈の写真....「外壁が黒塀風」は未だ工事中(左端)