April 17, 2008

工作の時代展

昨日、京橋のINAXギャラリーで「工作の時代 -『子供の科学』で大人になった」を見てきた。(と、その前に銀座のAppleStoreでコレを見てから、iPodtouchの為に「腰物」をゲット、ついでに伊東屋の3階でアレもゲットしたのであるが... 。)と云うことで『子供の科学』は嘗て多少なりとも工作少年の日々を過ごした者にとって、欠くことの出来ない情報源であったが、私の場合は偶に買うぐらいで定期購読まではしていない。大概は学校の図書室で見て済ませていた。家では『子供の科学』ではなく、よりマニアックな「模型と工作」を兄が定期購読していた。小遣いの乏しい子供にとって臨時収入のある正月以外で買える模型材料といったら、ボール紙にケント紙、角棒、竹籤それにバルサ材くらいなものである。本格的な鉄道車両模型は真鍮板を切り抜き加工して鑞付けして作る物だが、子供には経済的にも技術的にも到底無理である。そうした子供達に鉄道車両模型をボール紙で工作するノウハウを提供したのが「子供の科学」や「模型と工作」であった。まぁ、それでも鉄道車両模型は台車等のパーツは買わないと出来ないので、一番安上がりなのは紙ヒコーキの類いである、これはバルサ材とケント紙で良く作った。私の場合、工作少年ではあったが破壊工作派でもあったので、作ったものは自分の手で壊すことも多かった。手製の車両模型も庭にOゲージやHOゲージのレールを敷いて、走行中を2B弾を仕掛けて爆破させたり、炎上させたりとかして、カメラなしの稚拙な特撮ゴッコで遊んでいるような、実はアブナイガキだったのだ。

Posted by S.Igarashi at April 17, 2008 10:00 AM
コメント

ええ、隊長の工具類への思い入れはお父様のご影響かと...。

Posted by: iGa at April 22, 2008 09:28 PM

「そのサーキットの顧問が隊長のお父様で...」>iGaさん

へ〜〜!!!そうなんですか、びっくりしました。で、体長はというと、その頃、芸大で学ばれていたわけですね〜。お父様が顧問ということは、親子でやはり模型の類を愛好されていたのでしょうか?

巡回展、いけたらいいな〜…。

Posted by: わきた・けんいち at April 22, 2008 04:54 PM

どーも、五十路を迎えられてお祝いのコメントを差し上げようと思いましたが、”後期五十路ィ”からでは色気もなく面白くなかろうと控えました。
『子供の科学』に二宮泰明氏の連載で紙飛行機が付録に登場したのは、40年も前、1967年9月号からですから”けんいちクン”が小学三年生の時ですね。そういえば僕が中学から高校に掛けての頃、模型のスロットレーシングカーにが流行って、八王子にあったサーキットでモーターをチューンアップさせた自作のレーシングカーを走らせて遊んでましたが、そのサーキットの顧問が隊長のお父様で...もしかしたら、その頃ニアミスしていたかも...です。
因みに「工作の時代展」は6月から関西に巡回します。

Posted by: iGa at April 21, 2008 08:36 AM

ええと、私も『子供の科学』、読んでいましたよ〜。私たちの頃は、様々なタイプの紙飛行機が付録についていました。中学に入ると『初歩のラジオ』に移りましたが、小学生まではずっと読んでいましたね〜。あれだけは、親も買ってくれました。

Posted by: 関西の参加者 at April 20, 2008 11:08 PM

玉井さん、とても良く解ります。
masaに「自立する水槽」がその痕跡ですね。

Posted by: iGa at April 18, 2008 01:20 AM

ぼくも子供の科学を愛読していました。が、どうもぼくはマシン派の工作少年であるより生き物、自然派であったように思います。いまも、その痕跡があるようです。
アレも入手されたそうですが、わたしもいくつか買い足したいし、ツェッペリンも見たいから、INAXにもあしをのばしてみようかな。

Posted by: 玉井一匡 at April 17, 2008 02:17 PM