January 25, 2007

ちぐさ

1月22日付けの東京新聞に草分けジャズ喫茶 横浜の『ちぐさ』閉店への記事があった。ジャズが好きな人なら誰でも知っている店だが、何故かちぐさには一度も入った事がない。昔、野毛にあった泡盛を飲ませる居酒屋に行ったとき、Jazz好きのM氏にここがそうだと教えられ、ちょっと店の前を通っただけである。横浜は既に故人となった先輩の事務所の手伝いで数ヶ月通ったり、独立してからも現場に通ったりとか、それなりに縁はあったけれど、野毛とその界隈に行くことは殆どなかった。「ちぐさ」とは縁がなかったのだろう。ジャズ喫茶といえば京都の老舗シアンクレールも遠の昔に閉店していたようだ。

Posted by S.Igarashi at January 25, 2007 07:10 PM
コメント

そうかメグが残っていた。メグは非野口系の独立店だったような(それが普通ですね)気がします。チェーンでぶら下げられたスピーカーがブルータルで印象的でした。「ピアニストは誰だ」は当時のコンボの複雑さ、あるいは柔軟性ならではですよね。いまはほんとに「あれあれ...」「ほらこれ.....」の連続です。

Posted by: shin at January 29, 2007 09:06 PM

shinさん、どうも。
マイルスが70年代に来日したときシャンクレールのママがマイルスの世話(どこまでかは不明?)をしたと云う話も今や伝説となりましたね。
吉祥寺は「メグ」が健在ですね。Googleで「メグ」を検索するとトップにランクされるのには驚きです。昔々、「メグ」でのレコードコンサートの余興によるブラインドクイズ「ピアニストは誰だ!」でスタンリー・カウエルを当て、彼が参加しているチャールス・トリバー&ミュージックインクのLP(但しトリオレコードの非売品の試聴盤)を戴いたことがあります。それも今となっては無理なことですね。縦んば、誰か解ったとしても名前が出て来ないとか、あれ、あれ、あの人、あのアルバムで競演している誰だっけ、となるでしょう。

Posted by: iGa at January 29, 2007 04:25 PM

高3の時、平凡パンチの編集アルバイトをしていました。あの伝説の「京都特集(第2号ですが)」の取材で京都に一ヶ月いました。「ジャズ喫茶」調査のバイトで、荒神口のシャンクレール(僕らはそう呼んでました)や河原町3条の鳥類図鑑など20以上の店を紹介しました。アルテックやJBLのスピーカーから流れるクリフォード・ブラウンなどが思い出されます。吉祥寺も野口伊織さんがなくなり、サムタイムなど数店をのぞき、ジャズ喫茶から、レストランなどに変わってしまいました。

Posted by: shin at January 29, 2007 12:22 PM