「建築を学ぶなら谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』くらい読んでおくべきだ」と安藤忠雄が言ったそうだが、私は自慢じゃないが「陰翳礼讚」は読んでない。「陰翳礼讚」は建築・空間系学科の必読書になっているらしい、そして「陰翳礼讚」は外国人が日本文化を礼讚するときのテキストでもある。そうしたお墨付きを有り難く受け入れる事を好まない臍曲がりの私は「陰翳礼讚」を手にはしたが、あまり読む気になれなかった。そんな私は松岡正剛の千夜千冊『陰翳礼讚』谷崎潤一郎で「、、、むしろ谷崎潤一郎が『陰翳礼讚』で「お茶を濁してしまった」、、、」の批評に、ん〜『正剛礼讚』。
Posted by S.Igarashi at March 27, 2006 09:51 AM