昨夜のJR羽越線の脱線事故、「あまるめ」の地名が「あまるべ」に聴こえ、あれ、また同じ処で事故かと思ったら、山陰ではなく、山形の庄内町の「余目-あまるめ」だった。「余部-あまるべ」は兵庫県の日本海側、余部鉄橋で有名だが、やはり、1986年の年末の12月28日に回送列車が突風にあおられ転落事故を起こしている。一方の山形県庄内町は平成の大合併で今年の7月に余目(あまるめ)町と立川町が合併して誕生した町だ。庄内町のサイトを見ると悩みの種の強風を活かした風力発電を行なっている。今日も秋田では民家の屋根が突風で飛ばされた。日本海側の冬の天候の厳しさは想像を超えたものがある。
追記:本日(12/27)の東京新聞朝刊山形・庄内 特急脱線、風に苦しむ町の特集記事にも「余部鉄橋事故の教訓が生かされていない」とのコメントがあった。やはり事故を知って「余部」のことが脳裏に浮かんだ人が多かったのだろう。
Posted by S.Igarashi at December 26, 2005 08:40 PM