October 30, 2005

Heard on Campus

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iTMS-USとスタンフォード大とのコラボレーションによるHeard on Campusが始まった。例のジョブズのスピーチ'Stay hungry, stay foolish'もiPodやiTunesで聴くことができる。遅かれ早かれ教育の現場でPodcastが利用されるとは思っていたが、やはりこうした開かれたキャンパスを目指すところは米国は先駆的だ。

日本でも放送大学等がPodcastを採用すれば受講者は時間軸に拘束されることもなくなるだろう。だが放送大学のラジオ教材のインターネット配信実験についての現状を読むと、開かれたキャンパスには程遠い鎖国政策の様な印象を受けてしまうのが残念である。

他にもPodcastの可能性として音声マニュアルも考えられるだろう。PodcastはiTunesで音声ガイダンスを聴きながらコンピュータ操作等を学習するのに向いているアイテムと云えよう。
音声ガイダンスと云えばiPodにも視覚障害者の為の音声ガイダンスによるインターフェースがあっても良いと思う。そして音声ガイダンス付きiPodを"iPod DJ"として販売する。音声ガイダンスはインターフェスだけでなく"DJ"の役割も果たす。"DJ"はiTunesのプレイリストやシャッフル機能で流す楽曲を音声機能で紹介する訳だ。もちろん"DJ"はヒップホップ系、アダルトコンテンポラリー系、セクシー系等々、選択可能である。日本バージョンならジェットストリーム系等があってもよい。(いちおう、Apple Japanの“Tell Us”に"iPod DJ"の要望を出しておいた。)

       

Posted by S.Igarashi at October 30, 2005 10:48 AM