October 15, 2005

ART CIRCUS

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13日の木曜日に横浜トリエンナーレ2005に行ってきました。天気予想が大外れで午後も快晴が続きトリエンナーレ日和でした。今回のテーマは"ART CIRCUS"つまり日常からの跳躍と云うことだそうです。2001年の前回よりも伸びやかに展示されていたのが印象に残りました。まぁ現代アートには倉庫が似合うと云うことでしょうか。内容は明日(10/16)の日曜美術館で紹介されるので、生まれも育ちも横浜のはなちゃんのナビゲートで御覧下さい。

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会場のコンテナは"COSCO"の提供です。そう、コストコが米国と同様にコスコと呼べなかったのは、この海運会社が既に商標登録していたからだそうです。

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岸壁に繋留してある砂利運搬船らしきダルマ船にビニールハウスの上屋を被せたリビングルーム。

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肛門系?カフェ、そういえば最近のテレビは肛門系タレント???が矢鱈と目立ちますね。
(注釈:人様にはお見せできないモノの総称が"肛門系"ですね。流石に日曜美術館ではこの方向から撮影してませんでした。)

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準備中の画像は面白そうだったけれど、こーゆーモノは出来たのを見ると感動が薄いですね。
因みに会場屋内の撮影は禁止されているので外回りの写真だけでした。でも、撮りたくなるのは倉庫とかクレーンでしたが。
前回第1回横浜トリエンナーレ2001のサイトも残されてPDFによる横浜トリエンナーレ2001報告書もあります。
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追記:トリエンナーレはその名の通り3年ごとに開催される美術展ですが、第二回の今回は2001年から4年を経ての変則的な開催となってます。本来ならば昨年開催されているところですが、色々と紆余曲折があり、土壇場で磯崎新氏が総合ディレクターを辞退、今年3月に東京藝大学・教授を退職した川俣正氏が急遽、総合ディレクターを引き受けた事のようです。
磯崎新氏、横浜トリエンナーレ2005の企画案を表明(2004/12/05)
緊急告知【どうする?どうなる!横浜トリエンナーレ2005】(2004/12/07)
どうなるトリエンナーレ(2004/12/14)
どうなる?どうする!「横浜トリエンナーレ2005」(2004/12/14〜2005/1/18)
トリエンナーレ幻の構想も収録、「なぜ、国際展か?」出版(2005/9/28)
Yokohama City Art Network
今回の横浜トリエンナーレ2005には市民グループによるボランティアが寄与しているようです。

Posted by S.Igarashi at October 15, 2005 12:23 PM
コメント

本来は三年毎に開催されねばいけないトリエンナーレですが、一年遅れの横浜トリエンナーレ2005の開催までには磯崎新の総合ディレクター辞退等、様々な紆余曲折があったようです。その辺の事情を記述したサイトがありましたので新たにリンクを付け加えました。
何れにせよ今回のトリエンナーレは市民の協力がなければ開催が実現することができなかったでしょう。日曜美術館での川俣正氏の発言も地に足の付いたものでした。そうした処がたぶん<2001年の前回よりも伸びやかに展示されていたのが印象に残りました。>と感じたのでしょう。

Posted by: iGa at October 18, 2005 10:15 AM