今日は週に一度の電車通勤の日、午後からの授業に合わせ11時30分の高尾駅始発の中央線特別快速に乗るつもりであった。回数券が切れていたので、南口京王線改札口でJRの北口に抜ける為の通行手形を貰い、跨線橋を渡る時、電光盤に特別快速の文字がない、それに発車時刻が11時35分になっている。まさかダイヤを改正したのかと訝りながらも、北口に抜け回数券を求め、ホームに再入場して時刻表を確認すると、間違いない11時30分は特別快速である。その時の時刻は11時25分、だが一番線ホームには11時35分発・普通快速電車が止まっている。ホームには駅員の姿も見えず、アナウンスもない。仕方なく、普通快速電車の車掌に「特別快速はどうしたのか」尋ねると、悪びれもせず、「ええ、電車が遅れまして、この電車が一番最初に東京駅に着きます。」と、何か誇らしげな返事。その普通快速電車に乗り込み5分以上余計に待たされている間、11時30分発の特別快速が運休したとも、ましてや御詫びのアナウンスが一度たりともないのには呆れて果てた。まぁ、これが旧国鉄・民営化後のJRの現状なのだろう。「親方日の丸」の遺伝子は今だ健在、誰もが「俺のせいじゃない、俺が悪いんじゃないもん。」と言っているようである。
Posted by S.Igarashi at October 4, 2004 10:24 PM