April 30, 2004

圏央道

先日、京王線高尾駅のプラットホームから裏高尾方面を見ると、中央高速と圏央道のジャンクション工事がかなり進んでいたのに驚いた。あきる野ICの問題も土地収用が解決しないのにイケイケドンドンで手を付けたモノ勝ちでは、どこか軟派のコンパとレベルが同じ。と云うわけで午前中にちょっと裏高尾まで足を延ばして写真を撮ってきた。

八王子ジャンクションの中央高速下り線ランプウェイの工事


反対派の看板。


八王子ジャンクション付近
工事はこのランプウェイだけで終わらない。圏央道の本線はランプウェイの間を左手から右手へ谷を越えて高尾山の中腹に突き刺さる。


集落の遥か頭上を走るランプウェイ。長閑な山里に見えるが、夜間はJR中央線や中央高速道路の暗騒音は絶えることはない。周りが静かなだけに余計に音が目立つのである。

道路行政が出鱈目なのは圏央道だけではない。高尾山を貫通した圏央道が甲州街道(国道20号線)と接続するインターチェンジに結ばれる八王子南バイパスの存在も紆余曲折している。これも元々は東八道路(高井戸と八王子間の都市計画道路、細切れ状態、いつ完成するか誰も予測できない。)がめじろ台南側の椚田遺跡公園通りに繋がり高尾山南側まで延長される予定であったが。高楽寺や浅川地下壕に掛かるために計画が変更され、片倉から八王子みなみ野へ、それから八王子医療センター前の道路から紅葉台団地と拓大の間を通る案に変更された。これも途中の寺田地区に住宅地があり一筋縄ではいかないだろう。
笑ってしまうのが、この八王子南バイパスのルート変更が決定された途端に椚田遺跡公園通りに繋がる途中の道路用地を押さえていた或る学校法人がその土地を手放したことだ。それまで学校名の書かれた工事用スチールフェンスで囲われていた用地は、普通のメッシュフェンスに変わり、そこに牛が放牧されるようになった。暗躍するブローカーや政治家の影よりも牛が草を食む姿の方が遥かに心和む。

帰りに寄った峰尾豆腐店はBe-eaterに「するさしのとうふ」のタイトルでエントリーを書いた。


2004年8月18日 東京新聞朝刊・多摩版
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Posted by S.Igarashi at April 30, 2004 02:09 PM | トラックバック
コメント

私は、夏休みの期間に高尾山に登りました。
そこで、自然の真の美しさを目で感じました。
その美しさを破壊する道路建設は、反対です。
自分にできることは、メールで書くことしか
できないのが、口惜しいです。
道路建設反対の意を政府に伝えてほしいです。

        泉田 啓吾

Posted by: 泉田 啓吾 at August 16, 2004 09:17 PM