March 27, 2004

高楽寺の枝垂れ桜


子供の頃、下(しも)のお寺と呼んでいた高楽寺の枝垂れ桜、今年はお彼岸に雪が降ったりしたので例年よりも開花が遅い気がする。高尾には多摩森林科学園のサクラ保存林が有名であるが、高尾駅南口から徒歩5分程度で歩いてこられる高楽寺(地図)にも毎年、枝垂れ桜を見物に来る人で狭い境内が一時賑わう。


僕らが子供の頃、下のお寺と呼んでいた高楽寺は今のように本堂も庫裡もなければ住職もいない寺だった。ちなみに春の彼岸で書いた、家の墓地がある真福寺は上のお寺と呼んでいた。看板にあるようにこの高楽寺も真言宗智山派で真福寺と同じ、高尾山薬王院の末寺である。
この高楽寺は横穴石仏群でも知られており、本堂の裏手には洞窟が有り、石仏が安置されている。
小学生の頃、この横穴石仏群に、度胸試しの探検と称して松明やらカンテラを用意して洞窟の中に入ったことが、何度かあった。しかし、子供の頃の記憶に枝垂れ桜はインプットされていなかった。花より団子の時代。

翌日(3月27日午後7時30分)の夜桜、午後9時までライトアップしている。満開になるのは月曜日くらいでしょうか、見頃は来週の前半まででしょう。

Posted by S.Igarashi at March 27, 2004 01:30 AM | トラックバック
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