夕刊一面に東京大空襲から59年・女性の死 途絶えた慰霊祭という記事があった。イラク復興への戦力提供の当事国となった今年はメディアの対応も心なしか、こうした記事を取り上げることが少ないように思われる。夕方のニュースでは福田官房長官が防衛庁の省への昇格を当然のごとく述べている。今日の新聞のテレビ欄のどこを眺めても1945年3月10日の「東京大空襲」を特集した報道番組がない、ニュースステーションも筑紫哲也NEWS23もNHKニュース10も揃って「東京大空襲」の文字が見つからない。たった一晩の空襲で市民10万人が犠牲になったのはヒロシマ以上の大量虐殺といえるのである。
噂の真相休刊号で辺見庸が体制批判派のようなポーズをとりながら権力(メディア)べったりの筑紫哲也を批判していた。右翼よりも質が悪い、正に同感です。