January 25, 2004

My First Macintosh

1984年にMacintoshは買えなかったけれどその当時のカタログは持っている。

と云うことで昨日がMacの公的に認知されている誕生日となるのでしょうか、僕が最初に買ったのはMacPlusで1986年10月、価格は498,000円(帳簿によると)でした。確か、MacPlusはその年の6月に日本語化され、価格も50万以上していたのが9月末くらいに値段が引き下げられたので、思いきってキャノンの01ショップで買ったものです。で、最初のMacPlusは買って三日目にガシャーンと不協和音と共にサッドマックが登場し、夭折しました。初期不良ということで交換になったのですが、新しいMacPlusが届くまでの一月余りは01ショップから代わりのMacPlusを借りてました。次の二代目のMacPlusは直ぐにメモリを2MBに増設しました。その値段が10万、これも取り付けた途端にサッドマック、そのIDでメモリの初期不良と直ぐにわかりました。なんたら、かんたらと、一筋縄ではいかないコンピュータでしたね。

MacPlusを買うまでには一年以上のリサーチ期間がありました。なにしろ、どこに行けば実物が置いてあるのか情報のない時代でした。そんなときアスキーの広告で見つけたのが日本橋小伝馬町にあったハイテックスという店、さっそくカタログを請求しましたが、結局その店では買うことはありませんでした。初めてMacを見たのは1985年で以外にも渋谷西武のB館のステーショナリー・グッズの売り場、そこに一台だけ飾ってました。
国内でMacintoshが二万台を超えたのが1987年だったと思います。その時点でMacintoshを持っているのはコアなユーザーということで、SEとIIも出てカラー環境も整い、そろそろMacintoshを冠にした雑誌が出始めてきたと思います。AppleIIもGSがでてカラーになったのはこの時期じゃないのかな。
僕がMacintosh IIを買ったのが1988年で価格が1,279,290円、1991年にこのMacintosh IIをIIfxにアップグレードするのに50万近くも掛かったと思います。今では考えられませんね。

キャノン販売による当時のソフトウェアのカタログ、MacDrawとA&Aのテンプレート集ASAが並んでる。僕はこのASAは買いませんでした。

ハイテックスのカタログ、一番下にMiniCAD(VectorWorks)がある。MiniCADは最初から3Dソフトとして作られていたのですね。

Posted by S.Igarashi at January 25, 2004 06:13 PM | トラックバック
コメント

昨日のJ-WAVEではMy First ITという企画でリスナーからの投稿と秋葉原のコアなショップを紹介してました。運転しながらだったので店名は憶えていないけれどMacintosh専門の中古店にレポーターが潜入して「こんなMac見るの初めてぇ〜!」とか騒いでました。MacPlusを液晶パネルにして、なんたらかんたらと改造して8万だとか、、

Posted by: S.Igarashi at January 31, 2004 12:23 PM

そうか、Apple IIと云うと、あのグリーンモニタのイメージが強すぎてフルカラーのイメージがなかった。MacIIもグラフィックボードにオプションでメモリを追加しないと8ビットの256色にはならなかったですね。僕は最初のモニタは友達から譲り受けたモノクロだったので、後からカラーモニターを買った時に、メモリを追加して、自分でメモリチップの足を起こしてグラフィックボードに差しました。

Posted by: S.Igarashi at January 25, 2004 09:48 PM

いやいや、昔の Mac はお金かかりましたね。パソコンのポルシェって云ってましたよね。

1984年の1月24日に発表されて、その時、いくらだったか忘れましたが、到底私の買える値段ではありませんでした。その年の6月に手に入れられたのは ASCII のスタッフ向けにキャノン販売が特価で販売、Mac 128k と 72dpi のイメージライター、バッグをサービスして55万円也というのに便乗したのです。
Mac ll はアメリカに行った奥村先生がお買いになるのに便乗して、ハードディスク抜きのをアメリカからもってきていただいたり、手に入れるのにはあの手この手を駆使というのが実情でした。

私は初期のレーザーライターには投資していませんので、DTP の初期の金食い虫は知りませんが、今はいい時代になったもんです。

恵比寿のどこかで Mac のソフトウェアの展示会で初めて A&A のブースで新庄さんにお会いしたと思います。まだ MiniCAD の時代ではなく MacDraw の時代でした。
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Apple ll は最初からカラーということになっていました。 ローリゾとハイリゾの2種類のカラーグラフィックモードがありました。色数は忘れていますが、ハイリゾはドットの位置によって色が決まってしまいました。ドットの位置を選ばないと指定の色にならないという欠点がありました。
アップルマークの虹色はカラー表示できる唯一のパソコンの意味だったと思います。

Posted by: AKi at January 25, 2004 08:26 PM