April 06, 2017

千代田区・界隈徘徊

昨日は専門学校の入学式の後、市ケ谷から竹橋まで千代田区内を徘徊。途中、九段のイタリア文化会館でイタリアブックフェア2017を覗いてから、千鳥ケ淵から桜を愛でながら、北の丸を抜け近代美術館にて開催中のマルセル・ブロイヤーの家具を見学、ブロイヤーといえばワシリーチェアー(クラブチェアB4)と篭目編みの背凭れと座面を用いたスチールパイプのキャンティレバー構造のアームチェアーやサイドチェアが有名だが、日本国内で回顧展が開かれるのはこれが初めてのようだ。略同時代の家具デザイナーで建築家のイームズは回顧展が2001年に東京都美術館で、2005年には目黒美術館でも開かれているのに対し以外であった。やはり代表作だけでなく、試行錯誤していた時代の家具などにはリートフェルトやイームズとも共通するデザイン志向が見て取れるのが興味深い。
竹橋から東京駅まで歩こうとも考えたが地下鉄で取り敢えず大手町へ...ここで丸の内に乗り換えても意味がないので...地下道から東京駅丸の内北口へ...改札脇のエントランスからステーションギャラリーのパロディ、二重の声 ――日本の一九七〇年代前後左右を見る。内容的には殆どリアルタイムで見聞きしていたものなので、懐かしさよりも「何を今更」と思う気持の方が強かった。逆に云えば美術館に納めるくらい、パロディの精神は死に耐えているとも考えられる。これも時代の劣化だろうか。

Posted by S.Igarashi at April 6, 2017 10:02 AM
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