July 05, 2015

インレタ...

TV TOKYOのカンブリア宮殿「東京・銀座で111年 進化を続ける文房具のテーマパーク」を見ていたら現社長の伊藤明氏が米国留学を終え伊東屋に入社し銀座本店の一階売場を見て驚いたのがインスタント・レタリング(インレタ)が主力商品として売られていたことだそうだ。番組サイトの伊藤明氏のプロフィールを見ると1964年生まれの彼が入社した年が1992年、奇しくも上図の「Macintosh Desktop Architecture Guide」を発行した年と同じだ。彼は直ぐ様、社長にインレタが既に時代遅れの商品であることを訴え、売場を他の商品に入れ替えることを提案したが、社長は売れ筋の商品を撤収するなど持っての他と譲らない…現状を訴える為に彼は売場責任者を伴い米国西海岸に視察に…そこの画材店で見たものは…売場から撤収されたインレタが店頭に置かれた箱の中に無造作に入れられ、箱には『お自由にお持ち帰り下さい』の貼り紙が、既に彼の地ではインレタは商品価値を失っていたのである。
時代の潮目を見失わず、且つ時代に迎合することなく...古き良きモノを残してゆくこと…課題ですね。

Posted by S.Igarashi at July 5, 2015 10:35 AM
コメント

カセットテープも若者にとってはアンティークだけど、爺さん婆さんのお稽古ごとには今だ現役とか…
アナログレコードはマニアがいるから、まだ商品価値があるけれど、レーザーディスクは、只のゴミになってしまった。

Posted by: iGa at July 5, 2015 02:22 PM

NikonFE+PCNikkor28mmも愚息にくれちまいました。フィルムというのも、若者にとってはアンティーク趣味見たい。

Posted by: Fumanchu at July 5, 2015 01:31 PM