上記画面は昨年末に放送されたタモリ倶楽部『哀愁ネーム雑草図鑑』で紹介されたアメリカ雑草学会による定義であるが、これにはタモリも呆れて如何にもアメリカらしいと感想を述べていた。この定義を読むと殲滅・排除すべき対象として『米国富裕層の活動と幸福・繁栄に対して、これに逆らったり、妨害したりする全ての貧民』と言い換えられるし『キリスト教原理主義の活動と幸福・繁栄に対して、これに逆らったり、妨害したりする全ての宗教とその信者』とも言い換えられる。オバマが就任演説でアメリカ先住民族に一言も触れず棄民としたこともこの定義に従ったものと考えれば良く解る。
ところで日本語で『雑』の付く言葉の意味を考えると、一つに括れない多様なモノを含む集合体等に使われている概念ではないだろうか。「雑草」を一として「雑木林」「雑煮」「雑炊」「雑穀」「雑兵」「雑誌」「雑学」「雑念」……等々、そういえば、LGBTを標榜する「雑民党」なんてのも有りましたね。
そういえば、まことの徒然草は「雑草元年」で始まっている。
Posted by S.Igarashi at April 28, 2014 11:48 AM