March 28, 2012

地震・雷・火事・親父

昨日も東北地方で大きな地震があったが、この言葉は他の辞書でも同様に【世間でたいへん恐ろしいとされているものを、その順に並べていう言葉。】とされているが、考えてみると予知できず回避することも抗うことも出来ない自然災害から、予知可能、回避可能な災難と順に並んでいることが分かる。その筆頭が【地震】である。【雷】はどうだろう、雲行きが怪しくなったら安全な場所に避難することはできる。地震によって発生する津波は二番目の【雷】と同様に、地震が発生してから安全な場所に避難する可能性は残されている。【火事】の多くは人間による過失であるから日頃の心掛けにもよる。【親父】は或る意味、人間社会に於ける理不尽な支配の象徴であろう。3.11の未曾有の災害はこれらが一時に来てしまったということだろうが、困ったことに原子力村は未だに【親父】に支配されている。

Posted by S.Igarashi at March 28, 2012 09:07 AM