昨日(2/11)の東京新聞朝刊・国際面にアレクサンドリア発の特派員記事『サイードがエジプトを目覚めさせた』の見出しが目に付いた。一瞬、E.W.サイードの事かと思ったが、2010年6月6日地中海に面した古都アレクサンドリアで起きた青年殴打殺害事件・被害者の若者の事であった。その「ハリード・サイード(Khalid Saeed)」でネット検索すると日本イスラム連盟のサイトがリストアップされた。日本イスラム連盟の7月3日のコラムにはハーリド・サイードはエジプト革命のシンボルになるのかと今日の状況を予言するかのような内容であった。更にYouTubeで検索すると、その青年殴打殺害事件を伝えるTV放送の映像がリストアップされた。言葉は解らないが近親者の悲しみ怒り憤りは充分に伝わってくる。更に撲殺された顔面と生前の顔が並列された映像が悲惨さを伝える。こうした情報は親米NHKのニュースを見ていても伝わって来ることはない。
追記:7時のNHKニュースは相変わらずチュニジア革命からの連鎖とインターネットとの関連付けだけ、夕方のTBSの報道特集ではハーリド・サイード殴打殺害事件との関連付けをしていた。金平茂紀が報道の現場に戻って...TBSは変われるだろうか。
追記:「All about FIFI」エジプトの夜明け〜明日への一歩
Posted by S.Igarashi at February 12, 2011 02:22 PMエジプト人タレントのフィフィが自身のブログで語っている内容が興味深い。軍隊と警察で教育水準に開きがあるらしく、徴兵制度によって高学歴は軍隊へ、教育水準の低いものは警察へと選別されるそうだが...。
詳しくはは本文にリンクを設けたので...其処からどうぞ。