April 30, 2010

こちずぶらり

5月末まで無料ダウンロードできる『こちずぶらり』である。用意されている古地図は世界が三枚、日本が四枚である。左の画面はその一枚で1844年の江戸古地図である。画面の音無川と山谷堀に吉原のスケール感をみれば、GPSとの整合性や地図の正確さを求めるのは土台無理なことは一目瞭然。まぁ...話のネタ程度には...なるかもしれないが...これが350円だったら...う〜ん...。
しかし、もしも...GPS機能に対応したiPhoneAppの三層重ね地図があれば...価格にもよるがお金を払っても欲しいと思うだろう。
追記:関連エントリー・デジタル伊能図
歴史的農業環境閲覧システム

Posted by S.Igarashi at April 30, 2010 09:40 AM
コメント

あたしんち辺りの山里も伊能図からも明治の「迅速測図」からも圏外に扱われてるのよね。まぁ江戸から十里も離れてるから...当然だけど。地図センターのサイトを覗いてたら...欲しいモノが....目に毒。

Posted by: iGa at May 1, 2010 11:20 AM

やはり現代人にとって使いやすいのは明治22年からの二万分の一ですね。物理空間として正確で。江戸切図は物理空間というより、当時の人の生活空間を図にしたものなので、分かれば面白いのでしょうが、コンテクストが分からないと迷いそう。東京には西郷軍の来襲に備えて作ったとか言う五千分の一があるのがうらやましい。

Posted by: Fumanchu at May 1, 2010 10:27 AM