たぶん1973年前後に来日公演したときのクインシー・ジョーンズ・オーケストラを新宿厚生年金会館で聴いた事がある。"Ironside"のテーマに始まり、当時の定番"Smackwater Jack"やスティービーワンダーの"Superstition"まで、観客を満足するまで楽しませ、これがエンターテインメントなんだと思わせるステージであった。
その後、1982年に音楽プロデューサーとしてマイケル・ジャクソンの『スリラー』を手掛ける等、自身の演奏活動から遠ざかっていたクインシー・ジョーンズが今から20年前の1989年に8年ぶりに満を持してリリースしたクインシー自身のアルバムがこのBack on the Blockである。1990年度グラミー賞の"Album Of The Year"の他"Best Rap Performance By A Duo Or Group"も受賞、Billboard 200(年間9位)Jazz Albums1位、Top R&B/Hip-Hop Albums1位、等々ブラックミュージックの過去と未来を写し出す合せ鏡のようなアルバムであった。アルバムにはWeatherReportのJosef Zawinulによる"Birdland"を収録、ソリストにMiles Davisを迎えている。これが二人の1991年7月8日モントルージャズフェスティバルでの共演に繋がり、マイルス最後のライブアルバム"Miles & Quincy Live At Montreux"として結実している。
Words From Quincy(翻訳...「私は今日、小さな弟を亡くした」)
そういえば、クインシー・ジョーンズは『We are the world』のプロデュースと指揮で参加してましたね。ちょっと懐かしいビデオクリップがYouTubeにありました。
Posted by S.Igarashi at June 30, 2009 01:54 AM玉井さん、どうもです。
少年時代のMichaelが唄っているのかと思わせる曲もあったりして、飽きさせないアルバムでしょう。
そういえば、夕海さんも"We are the world"でエントリーしていましたですね。
昨日深夜、NHK総合で「Michael Jackson”KING OF POPS” の軌跡」なる追悼番組を放送してましたが、Michaelがモータウンからエピック(CBS-SONY)に移籍するとき、プロデューサーにクインシーを指名したそうですが、それに対してエピックは難色を示したとかです。クインシーは過小評価されている方がやる気が起きると...奮起した結果ですね。
ジャケットのデザインもかっこいいし、さっそくamazonで注文したのだけれど、Market Placeで買ったら新品なのにとても安かったけれど時間がかかって、やっと昨日とどきました。
暑い休みの日の午後に、ぼんやりとしながら木陰でききたいと思いました。
We are the worldは、わが家では何度聞いたかわかりません。LPもビデオも酷使してビデオは行方不明になったのでDVDを子供に買ってやりましたが、さすがにもうあまり見なくて保存用かな。
クインシー・ジョーンズとマイケル・ジャクソンと云えば『We are the world』もありましたね。YouTubeで久々にビデオを見ましたが、すんなりと歌手名が出てきません....。(^_^;)
てことでやっと思い出したTina TurnerのPrivate Dancerが聴きたくなりiTunesStoreで一曲買い...