火星探査機『フェニックス』による映像が"Phoenix Mars Mission"に公開されている。火星と聞いてH.G.ウェルズの「宇宙戦争」の火星人をイメージする人は昭和30年代以前に産まれた人だろう。30年前くらいに読んだ安部公房の「人間そっくり 」は突如尋ねてきた自称火星人にラジオ脚本家の主人公が翻弄される話だ。読み終わった後、暫くのあいだ脳がしびれている程面白かったが、21世紀になって火星人の存在を信じている人は果たして...いるのだろうか。
Posted by S.Igarashi at June 1, 2008 09:46 AMわきたさん、どーも。
読むとメチャクチャ脳が刺激されます。
逆に、私小説の類いしか読まない人は拒絶反応を起すでしょうね。
この作品は1959年にテレビドラマの脚本として書かれたものを、後に小説として書き直したもののようですね。
安部公房にそういう小説があったんですか。なんだか、面白そう。
Posted by: わきた・けんいち at June 1, 2008 04:43 PM