と云う事で深夜放送によるCBSドキュメントの特集・One Laptop per Childを見た。OLPC(One Laptop per Child)はM.I.T.メディアラボのN.ネグロポンテ発案のプロジェクトであるが、その切っ掛けはカンボジアの電気も電話もテレビもない村にある小学校に発電機とパラボラアンテナ、それにラップトップコンピュータを寄贈したことから始まる。臆する事なく、デジタル・デバイドを超えた子供達に感銘を受けたネグロポンテはそれを世界の子供達に広めようと思い、100ドルのラップトップコンピュータを開発すべく世界中を奔走することになる。
『現実的だったら始めてないですよ、、、でも実現に近づいています。』とネグロポンテは言う。
ネグロポンテのOne Laptop per Child-Projectを玩具だと鼻で笑っていたIntelは、その潜在需要のパイの大きさに宗旨替え、OLPCに対抗すべくClassmateを発表、OLPCの納入先に営業攻勢を掛ける。
しかし、今月になってIntelはOLPCへの参加を表明、きっと"CBS60minutes"を見た消費者からのイメージダウンを恐れたのであろう。これでネグロポンテはIntelもOLPCに引き入れた訳で、M.I.T.メディアラボから続く彼の政治力は健在である。
それにしてもOLPCの100$laptopPCはアラン・ケイのダイナブックを彷彿とさせますね。
現在のところ、100$laptopPCの価格は176$、二年後には100$まで価格を下げたいとのこと。因みに、今年後半から米国の一般消費者にもOLPCの100$laptopPCを販売を開始する予定だが、その価格は倍の二台分となる。自分の子供に一台買うと、もう一台が発展途上国の子供の手元に届く仕組みである。
関連記事:WIRED VISION / ノートPC市場に革命をもたらすか、OLPCの『XO』
あたいなんか、2年半前にiPod Shuffle1Gを16,980円で1ケ買ったど。てやんでぃ、今ならその値段で4ケ買えてお釣りまで付いてくらぁ。
Posted by: iGa at July 30, 2007 11:30 AMオラはiPod Shuffle1Gを3,700円で2ケ買ったど。
http://store.apple.com/0120-APPLE-1/WebObjects/japanstore.woa/wa/RSLID?mco=A35F9A2&nclm=iPodSpecialDealsRefurbish"
あれがやっぱしデザインメッセージとしては奇麗だど。
二台分の値段を払ってもiPhoneより安いですね。
やっぱり........欲しいかも。
Posted by: AKi at July 27, 2007 10:02 PMWIRED VISION に本日付けで「ノートPC市場に革命をもたらすか、OLPCの『XO』」の記事が発表されてますので、本文にリンクを張りました。
Posted by: iGa at July 27, 2007 11:56 AM