July 13, 2006

コンプライアンス

トヨタが「リレーロッド」の社内基準の安全確認試験を放置したまま販売し、その後の社内検査で強度不足が判明したにも関わらず、適切なリコール手続きを取らなかったことが問題になっています。再び企業のコンプライアンスが問われることになりそうです。92年頃からトラブルの発生が相次ぎ、96年になって社内で実験、ようやく2004年にリコール手続のようです。
そんな問題を封印していた頃、奥田碩(副社長当時、同年9月に社長就任)は日経ビジネス 1995年7月17日号のインタビュー記事『愛車のアクセル全開で憂さ晴らし 』 に応えています。これを読むとコンプライアンスも何もあったものではありません。私は聴いてませんが、この記事に続いてラジオ番組にも出演し司会者が「アクセル全開」の件をただすと、悪びれもせず肯定したそうです。この放送を聞いた知人は企業のトップがそんな事を言うとは信じられなかったそうだ。私は自動車雑誌で日経ビジネスの見開き写真と引用記事を読んだことがあるので、インターネットで検索した結果、2チャンネルのこんなスレッドが見つかりました。内容は私が読んだ記事と同じですね。
豊田の秘密日経ビジネス 1995年7月17日号『愛車のアクセル全開で憂さ晴らし 』

Posted by S.Igarashi at July 13, 2006 10:25 AM | トラックバック
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