ユン・チアンの前作「ワイルド・スワン」は上巻・下巻を一気に読んでしまったが、12年ぶりの新作「マオ」はそれよりも、ずっと分厚く上巻・下巻共、500頁を超える。果たして挫折することなく読了できるか否や。 モーターサイクルダイアリーズは封切り公開を見逃してしまった映画だ。山里にいるとこうした映画を見る機会に恵まれないのである。