12月27日付けの東京新聞記憶 戦後60年 新聞記者が受け継ぐ戦争「戦時下の記者、その後<下>捨てたペン再び手に」は"むのたけじ"(本名・武野武治)さん(90)の話だった。終戦時、朝日新聞・社会部記者だった"むのたけじ"さんは言論統制下にあったにせよ自分自身の戦争への責任として朝日新聞を辞めた。一度捨てたペンを再び握らせたのは占領軍による言論統制であったと云う。
日記を意味する「ジャーナル」という言葉。例えば平和を願うなら、そのための記事を毎日書き続けることで、願いは「主義(イズム)」となり、「ジャーナル」は「ジャーナリズム」になる。と"むのたけじ"さんは語る。