先日のアースダイビング@下北沢は代々木八幡宮から北沢八幡神社まで足で縄文期以来の地球の起伏を感じとるウォーキングであったが、途中では都市計画道路・補助54号線の予定地を歩く目的もあった。カトリック世田谷教会の建つこの場所に都市計画道路・補助54号線が計画されている。都市計画道路・補助54号線は「航研通り」の三角橋から下北沢駅北口の横浜銀行を通過し環状7号線の新代田駅・北側に抜ける道である。この計画道路は下北沢駅前開発計画に伴い急浮上した都市計画道路だ。計画が実行されると左写真のグロッタ(洞窟、岩窟の意味)はブルドーザーの餌食になる。
さて、こちらはカトリック世田谷教会から南に約700m離れた場所にある森巌寺の墓所なのだが写真のように小山を残して墓石が撤去されている。以前はこのGoogleの衛星写真のように小山の周囲が墓所となっていた。この場所をどのように開発するかは住職と檀家総代の考えによるのだろうが、これでは仏様もゆっくり寝ていられないだろうね。因みに森巌寺の裏山にある本村遺跡からは弥生式土器が出土されていると云うことである。ん〜墓所中央の小山が気になるのだ
HONDAさん、情報ありがとうございます。
古墳かなと思ってましたが、富士塚の遺構でしたか、昔の人はこの辺りで近景と遠景の二つの富士を眺めていたのですね。
この小山は富士塚の遺構です。森厳寺は「淡島のお灸」と富士塚の2つの名物によって江戸庶民の行楽地だったようです。淡島詣での帰りには渋谷神泉町の「弘法湯」に立ち寄ったそうです。
Posted by: HONDA at February 11, 2006 09:37 AM