August 23, 2005

体温で発電する。

今日の東京新聞朝刊・科学欄に熱電変換の記事があった。いわゆる廃熱利用の発電システムとして以前より着目されていた新技術であるが、実用化には効率的な熱電変換モジュールに必要な材料の開発が鍵となる。そうした関門がクリアされれば、それこそ発電所を身に付けることも可能になるようだ。熱電変換の最大のメリットはスケール効果がないこと、少量の熱エネルギーでも、それに応じた電気エネルギーが得られると云うこと。最終目標は100ワットのエネルギーをもつ人の体温を利用することだそうだ。それが実現すれば携帯電話やノートブックPC、それにiPodの電池切れを心配することもなくなる。
独立行政法人 産業技術総合研究所
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東芝熱電モジュール

Posted by S.Igarashi at August 23, 2005 11:18 AM
コメント

gomafu_penguinさん、こんにちわ。
体温発電が実現すれば、それこそウェアラブル&ユビキタス・コンピューティングの強い味方になるでしょうね。

Posted by: iGa at August 27, 2005 01:52 PM

はじめまして gomafu_penguin と申します。
なるほど〜と感心させられる内容が楽しみで時々拝見していましたが、
今回の御題は大きく頭を振りたくなりました。更年期のホットフラッシュという洗礼を受け、「なんてむだな発熱なんだろう、何かに利用できないものか?!」と思ったからです。これから確実に増える年齢層ですし(笑)、ぜひぜひこの究極の研究を進めてもらいたいです。きっと100ワット以上の成果があると思いますよ。
では

Posted by: gomafu_penguin at August 27, 2005 11:43 AM