何ていうかTBSは"筑紫哲也NEWS23"をぶっ飛ばしてまで"2005世界陸上"に拘ってますね。政局が波乱含みの時に報道よりもスポーツを優先するあたりは芸能化するスポーツ番組共々、裏で暗躍する広告代理店を含めてメディアのありかたも問われそうです。陸上オタクの織田クンが失言を繰り返すた度に、TBSに苦情の電話が鳴っているのだろうと見ていたら、もうこんなサイトがありました。昨日のマラソン尾方選手に対する失言はまだ掲載されてないようです。決勝の度に"世界64億の1位"だかのテロップもオバカで呆れてしまいます。それにしても昨日と云うか、本日未明の男子4×100mレースの予告は引っ張り過ぎです。何となくレースを見てから寝ようと思っていたら明け方の4時近くになってました。
ヘルシンキというと建築を学んだ者にとっては建築家・アルバー・アールトの名が頭に浮かび、彼の代表作の一つであるフィンランディアホールのある街ですが、マラソンレースを見ても、都市や街並に触れられていないのが淋しいかぎりです。(今日の女子マラソンの国際映像ではフィンランディアホールの空撮がクローズアップされましたが、テロップもコメントも無しでした。)因みに会場のオリンピックスタジアムは1934〜1940年に建設されたモダニズム建築で、設計はユルヨ・リンデグレン(1900〜1952)という建築家の手によるものです。因みにアルバー・アールトもオリンピックスタジアムのコンペに参加し落選という残念な結果でした。