July 21, 2005

やおいのルーツ

最近、目にした「やおい」なる言葉、その意味を調べようと辞書や現代用語の基礎知識を見ても出ておらず、ネット検索にてようやく判明。「やまなし」「おちなし」「いみなし」の頭の文字から「やおい」となったのが語源のようである。語源の意味からするとアンガールズの落のないコントのように思えるが、そうではなく女性読者層に好まれている美少年系ホモセクシャル・コミックのこともいうようだ。
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その「やおい」なる言葉を初めて目にしたのは左記の東京新聞に掲載された洋泉社新書『江戸の男色/上方・江戸の「売色風俗」の盛衰』の書評である。
正に「男もすなる陰間買いといふものを、女もしてみむとてするなり」と陰間茶屋の客は男性のみならず女性も多くいたと云うから、やおいのルーツは江戸時代からの伝統なのだろう。
美少年系だけを擁する芸能事務所もルーツは江戸の若衆歌舞伎に例えられそうである。Newsweek日本版(2005/6・8)掲載の『ジャニーという名の「神」の国』は溯ること二年前の2003年7月に結審した週刊文春とジャニー氏側との名誉棄損をめぐる裁判について触れている。東京地裁は一部の名誉棄損を認め週刊文春側に数百万の支払いを命じたが、争点となった性的虐待については事実認定をしている。マイケルジャクソンの例をあげるまでもなく欧米であったらと考えると、つくづく日本は不思議な国である。あるTV局プロデューサーの「私はセックススキャンダルに興味がない。番組製作者には関係ない話だ。」との発言は性的虐待を容認し芸能界にモラルを求めるなと受け取れる。先頃の未成年タレントを酒席に呼びだし泥酔させた局アナの話など、まるで舞台子を買う御局様のようでもある。

Posted by S.Igarashi at July 21, 2005 09:12 AM