July 07, 2005

現代版・治安維持法

郵政民営化法案の蔭に隠れているが、現代版・治安維持法ともいえる「共謀罪」に関する法案が今国会に提出されている。個人情報保護法と併せて法律を適応すれば難癖をつけて誰でも警察にしょっぴくことができそうだ。その次は公安が特高と名前を変えるだけで戦前の恐怖政治に戻れるだろう。正に戦後六十年にして還暦となる。今日の朝刊の記事には「生活が苦しい」と感じている世帯が全体の55.8%とある。それに加えてサラリーマン所得税の控除が大幅にカットされ増税となる。そうすればこの数値は更に増え続けるだろう。現代版・治安維持法はこうした国民の不安や不満を力づくで押さえつける狙いもあるのだろう。
“治安立法”へ条約を曲解?「成立すれば拡大解釈当然」
犯行前の謀議だけで訴追 「共謀罪」24日審議入り
「共謀罪」衆院で実質審議開始 与野党の修正要求相次ぐ

Posted by S.Igarashi at July 7, 2005 09:07 AM