噂どおり、MacにIntelが採用されることになった。IBM BlueからIntel Blueへのスィッチである。今や嘗ての僚友モトローラの姿はどこにもない。尤もMacOSXは初めからIntelのCPUで動くように設計されていたということだ。そもそもMacOSXの元になったNeXT StepがIntelのCPUで動いていたわけだから驚くにあたらない。(ジョブズはNeXT時代に既にモトローラを見限っていたのである。)逆にPowerPCに合わせてNeXT StepからMacOSXを作る方が難しかったに違いない。たぶん、このシナリオは5年前から書かれていたのだろう。直ぐに実行に移せなかった最大のネックはMacOS9のクラシック環境だったのであろう。大方のユーザーがMacOSXへ移行できればIntelへの移行もスムーズに行えると云うことなのだろう。どうやらIntelMacでのクラシック環境のサポートは望めないようだ、尤もMacOS9を必要とすることは年に数えるくらいしかなくなっている。
ニュースサイトではコアなMacfanからの批判を問題視しているが、それは心配するにあたらない、何故なら嘗ての彼らにとってダークサイドのアイコンであったIBM Blueを受け入れた過去があるからだ。問題はユーザーが望む道具を提供できるか、否かなのである。
WWDC 2005 Keynote
"A Silicon Valley Story"の主役の一人"Woz"も会場に。
そういえばIntel-CEOによるプレゼンテーションの時、会場にいたWozが写りましたね。
Posted by: iGa at June 10, 2005 09:09 AM古山さん、どうも。
こんなところでお会いするとは.....ですね。
iPod shuffle について「使い捨て」のデザインというのは、さすが鋭い。僕も FRISK の容器になぞらえましたが、まさしく「使い捨て」ですね。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000644.html
Posted by: AKi at June 9, 2005 02:09 PM昨年に引き続きウェブキャストを最後まで見てしまいました。建築設計も芸能と化している今日この頃、ジョブス氏の演技も参考にしなくてはなりません。
インテルはともかく(It's true)アイポッドシャッフルのデザインが「使い捨てです。」というデザインメッセージを感じることが出来て面白いと思います。使い捨てでないようなスタイルをしながら、30年経ったら建て替えてください、という住宅デザインとは反対のようで。
次期OSXの名前は"Leopard"だそうですね。
"Panther","Tiger"ときたからには、次は"King Tiger"と思っていたのですが。
最初の"Jaguar"はともかく、パンター、ティーガー、ケーニッヒ・ティーガーは第二次世界大戦のドイツ戦車ですが、"Leopard"こと、レオパルドは戦後開発されたドイツ現用戦車の名前です。
なんだか、戦車マニアが開発者にいるような。
Posted by: AKi at June 7, 2005 10:44 AM