June 03, 2005

iPod効果

去年の今頃はiPodminiがリリースされ、こぞってキャンペーンの賞品にiPodminiが採用されたりして、一般的にiPodが認知されてきた頃だったと思う。
先週の"Newsweek 2005.6.1"にiPodにハマっているオハイオ州の43歳の主婦の話が出ていた。iPodによって10代、20代の頃によく聴いていた曲を再び聴くようになったという話である。iPodとiTunes、そしてパーソナルコンピュータがあれば、誰でも自分自身のデジタルアーカイブを簡単に作れてしまう。そして、そのデジタルアーカイブを連れ出しどこでも行け、瞬時にどの曲にもアクセスができる。時間軸と空間、そして記憶力に支配されないで音楽に接することが可能になった。もう、聴こうと思ったCDコレクションが見つからなくてイライラしたり諦めたりすることもない。そのことに普通の人達が気付き始めた。iPod効果はデジタル家電業界や音楽産業への経済効果よりも音楽愛好家に意識改革をもたらしたことに意義がある。

iPod情報局
ipod Style
フォーカルポイントコンピュータ株式会社

Posted by S.Igarashi at June 3, 2005 10:00 AM | トラックバック
コメント

利権がからむと、あのJASRACもなんだかです。
こんなブログもありました。
http://blog.livedoor.jp/jasrac1/

Posted by: iGa at June 9, 2005 10:58 AM

僕の場合、実際、iPodを買ってから
CDの購入枚数がうなぎ上りで、こまったこまった。
iPodあれば、音楽を聴く機会が圧倒的に増えて
今まで、欲しくても、効く時間がないなあと思っていたのが激変。
こういうiPod効果を理解してくれると
iPodに課金するなんてバカな発想もなくなるかと。
それから、やはり音楽はデジタルアーカイブ化すると、廃盤や入手困難も無くなるのにと思います。
早く日本にもiTMSを!

Posted by: fuRu at June 9, 2005 10:13 AM

江戸近郊幕府直轄地の里山に住むオッサンはAmazon.jpに注文したCDがどうしても入荷できなくなったとAmazon.jpに断られた。そのCDはiTunes Music Storeにもない。前衛JazzはCD化されたとき押えておかないと後で入手するのが難しい。

Posted by: iGa at June 9, 2005 09:56 AM

オハイオ州の主婦でなく、日本の田舎のオッサンですが、Amazon.jpへ2月22日に注文した。Moodey Bluesの70年リリースのシングル
http://www.tcp-ip.or.jp/~ask/urbanism/sik/sik.htm#cities
の配送時期が6月20日という便りが来ました。昔の曲もダウンロードできるようにしてほしい。

Posted by: 古山恵一郎 at June 8, 2005 10:43 AM

NIKKEI NETによれば日本国内に8月上旬からiTunes Music Storeがオープンされると云うことだが、Apple Japanからの正式なプレスリリースはない。3月末にも同様な噂があったが、それはガセネタに終わっている。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050607AT1D0607B06062005.html

Posted by: iGa at June 7, 2005 01:34 PM

今日4日の、朝日の朝刊の2面は「iPod も負担を!?」なる大きな記事である。
現在、DATやDVD、MDレコーダーやそのメディアに課金されている「私的録音録画補償金」を、パーソナルコンピュータや iPod からもいただこうという魂胆なのだ。
その代表が iPod というわけ、やっぱり、出る杭は打たれるということだろう。

Posted by: AKi at June 4, 2005 12:14 PM