先日、書店のコーナーに平積みされた書籍のタイトルに「シスアド」の文字が並んでいるのを見た。何の略だろうと、暫く考えてからシステム管理者(System administrator)の略語だと解った。その隣の経済関係のコーナーには○○トレの四文字略語、トレはどうやらトレーディングの省略らしい。
ネオコン、シネコン、ゼネコン、パソコン、ゴウコン、と数え上げたらきりがないが、コンの付く四文字略語のコンと省略された元の語意は全て異なるが、四文字略語にされることで語意は曖昧になり語感だけが残る。長い言葉を四文字略語にしたがるのは七五調の言葉のリズムにありそうだ。四文字略語に助詞を付けて五文字、動詞、形容詞、副詞を付けて七文字にすると、言葉の座りが良くなる。若者達だけに通じる四文字略語は世代差別意識だけでなく、日本語の話し言葉の構造にも要因があるのかも知れない。
最近分かった四文字略語が「ゴクセン」、テレビドラマは見ないので何のことか知らなかった。新聞に四文字略語の解説はなかったがドラマの解説があったので、「ゴクツマ」の姉妹編のようなものと分かった。これも世代差別ドラマと云うことでしょうか。
Posted by S.Igarashi at February 22, 2005 11:02 AM | トラックバックそのあたりにランドセル背負ってビルエヴァンスを聞きに行ったかどうかの差があるのかもしれませんね。
http://karakara.pepper.jp/archives/000410.html
iGaさん、ドラマも最近面白いですよ。
iGaさんにおすすめなはNHKの「華岡青洲の妻」です。
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/
元キャンディーズの「すーちゃん」姑を好演。
もうすぐ終わっちゃう。
fuRuさん、すごいね。
僕の廻りの連中はコマーシャルに出ている仲間由紀恵と加藤あいの区別がつきません。
最近、鬼平(これも四文字略語)を見たのが、今年初めてみたテレビドラマでした。
「ゴクセン」観ています。
仲間由紀恵フアンなものですから。