昔話であるが、東京下町で生まれた子供は小学一年生に上がると、国語の授業の最初に江戸訛りを標準語に矯正させられる。つまり、ハ行とサ行をきちんと区別して発音することを指導される。それで小学生の間に江戸訛りを直すことが義務づけられのである。しかし、元「てんぷくトリオ」の伊東四朗ほど江戸訛りが酷くはないが、私の場合も江戸訛りが抜けきっていない。
時々、訳が判らなくなるのが、キーボードで日本語変換しているときである。匹敵を「しってき」とタイプして、なんで変換されないのだろうと暫く考えて、日本語入力が訛っていたことに気付いたりするのである。従って日本語変換がおかしいときは自分が訛っていないか、先ずは自分を疑うのである。
訛りで日本語変換不可というようなことはありませんが、読みを間違えたまま覚えていて日本語変換不可というような事態は多々あります。
いわゆる「伏線」をフセンなんて覚えていてでてこなかったり、「唯一」をユイツで変換しますが口語で、辞書ではユイイツだったりと苦労いたしております。