直立猿人(Pithecanthropus Erectus)と題されたミンガスのアルバムを初めて耳にしたとき、これが5人編成のコンボジャズとは信じ難いサウンドに聴こえた。2ホーンの小編成でもエリントン楽団に匹敵する程の豊かなアンサンブルと、ミンガス・ジャズの底知れぬ音楽性に唯々敬服するのみだった。直立猿人は「進化」「優越感」「衰退」「滅亡」の四楽章からなるとされているが、演奏は切れ目なく一曲に仕上がっている。これはミンガス流のアイロニーだが、現時点でアメリカを見ると二楽章と三楽章の間と云うところだろう。世界を巻き込む四楽章は勘弁して欲しい。
ミンガスは社会批判を自己の作品を通して風刺的に取り上げることがよくある、「フォーバス知事の寓話」では過激にも自ら「馬鹿な奴だよフォーバスは」と唄っている。
いえいえ、手元に資料が残っていない、不確かな記憶でもネット上に情報を提供している方々がいるので助かります。
クリントンもフォーバス知事と同じアーカンソー州出身とまでは知ってましたが、問題の起きたセントラル・ハイスクール出身とは記憶に残ってませんでした。でも1998年に史跡に指定されたときニュースで見たような気もします。これは1997年のAppleのThink differentキャンペーンが影響を与えたような気もしますね。
「フォーバス知事の寓話」の意味を
初めてちゃんと知ることが出来ました。
MADCONECTIONはためになるblogですね。