October 07, 2004

電話犯罪

朝刊一面トップに「被害100億円超 おれおれ詐欺」の文字、今年一月から八月までの「おれおれ詐欺」の被害総額は100億円を超え、「架空請求詐欺」の被害総額も32億5千万円に達していると云う。私でさえも、日に一、二度くらいそれらしい電話の着信記録が残されているくらいだから、国民の誰もが電話犯罪と隣り合わせということだろう。そうした明らかに犯罪と特定されるものだけでなく、犯罪と紙一重の電話勧誘も相変わらずである。
特にしつこいのは「先物買い」、昔はナンタラ商事とかカンタラ興産とか、それとなく判りやすい会社名を使っていたが、最近の業者は直ぐにそれとは気付かないカタカナの名前が多い。(おっと、自分の事務所もカタカナだった、やばい!)先日も、建築家協会の名前をかたって電話を掛けてきた業者がいた。「おたくから掛かってくる要件はない。」と電話を切ったら、「何故、切った!」と直ぐにまた掛かってきた。こいつらは、本当にしつこいし高飛車な態度で、恫喝さえする。気の弱い人は騙されると解っていても根負けするのではないだろうか。

追記:10月9日付けの東京新聞特報欄に巧妙化おれおれ詐欺が掲載。

Posted by S.Igarashi at October 7, 2004 09:41 AM | トラックバック
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