今朝(2月5日)の東京新聞朝刊・こちら特報部は「ベトナム帰還兵が語る 本当の戦争」だ。元海兵隊員アレン・ネルソン氏の証言が語られている。1月15日付けの東京新聞では「イラク駐留米兵の自殺増」と云う記事があった。
陸上自衛隊がイラクに派遣された以上、この記事は他国の事ではなくなる。外務省職員がイラクで殺害された件に関しても、政府は事件の真実を明かさないでうやむやのまま葬ろうとしている。そしていま、陸上自衛隊は情報管制下におかれている。
数年前にベストセラーになった「平気でうそをつく人たち」の作者・M.スコット・ペックは1963年から1972年まで米軍所属の精神科医であった。多くのベトナム帰還兵の治療体験から「平気でうそをつく人たち」の第五章「集団の悪について」ではソンミ村虐殺事件を取り上げている。
米国民主党の大統領選候補者指名争いで一歩リードしているケリー氏はベトナム帰還兵から一転してベトナム反戦運動に身を投じている。
地獄を見た人たちが平和を訴えるほど確かなものはない。もう小泉純一郎の絶叫は見たくも聞きたくもない。
「国際政治は複雑だという点を、先生がもっと教えるべきだ」と小泉純一郎が教育関係者や子供たちを恫喝していますが、2月7日付けの東京新聞はこの問題を追及イラク派遣 首相発言に学校は…、、これで益々、メディアリテラシー教育の必要性を感じます。
国会中継を見ると、戦争オタクのバカボン・石破のソフト答弁戦略に野党は翻弄されたりして、まったくだらしないですね。
バカボンのパパははっきり「参戦の反対なのだ!」と言ってます。
Posted by S.Igarashi at February 5, 2004 02:43 PM | トラックバック2月10日付けの東京新聞「ニッポン外交大丈夫?」
専門家はかやの外、まずイラク派遣ありき
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040210/mng_____tokuho__000.shtml