December 24, 2003

ユーリー・ノルシュテイン展

先日の日曜日に録画しておいた新日曜美術館を早送りで再生していたらアートシーンで三鷹の森ジブリ美術館で開催中のロシアのアニメーション作家「ユーリー・ノルシュテイン展」を紹介していた。会場には「霧につつまれたハリネズミ」の絵コンテや原画、ノルシュテイン・アニメーションの秘密を解く切り絵によるキャラクター、点景、背景とマルチプレイン・カメラの撮影方法等が展示されているようだ。「空間が機能していない映画は面白くありません。」「登場人物はそれに相応しい空間を得て、本当の命を宿すのです。」とノルシュテインは語っていた。
レーザーディスクの話の話を見たくなった。もう既にレーザーディスク・プレイヤーはレガシーな映像再生装置になってしまっている。今でも再生できるか不安であったが「話の話」を取り出してレーザーディスク・プレイヤーで再生した。何の問題も無く「話の話」を再生し始めたが最後の方になって針飛び現象を起こしてしまった。レーザーディスクもプレイヤーも1980年代半ばの製品だから17〜8年位は経っている。今更、ハードウェアを買い替える気にもなれない。これも、捨てるに捨てられないモノの仲間入りをするのだろうか。

久しぶりに「話の話」を見て、ノルシュテイン作品には通奏低音のように孤独感が静かに鳴り響き、夢や追憶がその空間の中を漂白しているように思えた。

Amazon.co.jp: で「ユーリー・ノルシュテイン」のDVDがあるか調べてみたら。「ユーリ・ノルシュテイン作品集」が見つかった。LD版「話の話」はタイトルの「話の話」と「ケルジェネツの戦い」「霧につつまれたハリネズミ」「あおさぎと鶴」の4作品だけだが、DVDの「ユーリ・ノルシュテイン作品集」はその4作品に「25日・最初の日」「狐と兎」「Seasons」「My Green Crocodile」を加えた8作品が収録されているようだ。価格は5800円、ん〜「ショッピングカートに入れる」ボタンをクリックするか考え中。

ジブリ美術館の「ユーリー・ノルシュテイン展」は来年の5月5日までだが、入場券が予約制なので、時間がとれて気が向いたときに見に行くと云う訳にはいかないのである。

Posted by S.Igarashi at December 24, 2003 11:00 AM | トラックバック
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