F-1日本グランプリは大方が予想していたシナリオ通りにはならなかったけれど、結果はシューマッハとフェラーリが夫々ドライバー、コンストラクターのチャンピオンシップ優勝と例年通りとなった。
それにしてもフジテレビの中継は相変わらず録画によるもので、ライブが命のスポーツ中継の基本を逸脱している。だが、テレビのライブ中継が駄目でもF1-Live.comのサイトからレース状況をライブで得ることが可能だ。画像はないけれどラップタイム等が逐次更新される。今年からは日本語も加わり英・仏・西・伊の五カ国語に対応するようになった。
尤も、日曜午後の時間帯はフジテレビにとって譲れない競馬中継が重なっていて、スポンサー第一主義のフジサンケイグループは年間通してスポンサーになっている企業の意向には逆らえないのだろう。しかしフジテレビの競馬中継は日曜のメインレースのおいしいところだけ、それ以外は東京12チャンネルが競馬中継を放送しているのだから、年に一度、日曜のメインレースも東京12チャンネルに譲ってやれば良いのにと思うのだが。
フジテレビのF-1中継といえば、やたらと芸能人をリポーターにしたり腹の立つことばかりだけど、唯一の救いはあの耳障りな現実歪曲実況中継を得意とする古館伊知郎がいなくなったことだけ。