Comment: 山下洋輔・風雲ジャズ帖

そうかあ、ちがいましたか。
それでは、「ピアニストを笑え」だったかなあ・・・
これとて、そうとうに曖昧な記憶。すみません。
でも、乱入のエピソード、
すべてを語っていると思いました。
僕がジャズを聴き始めたときには既にそういう空気はほとんどありませんでしたが、当時アルバイトで詰めていた浅川マキの文芸座年越しオールナイトライブは、何が起こるかわからない空気がありました。そのとき、浅川マキはヨーロッパ帰りの近藤等則とコラボレーションやっていました。

Posted by fuRu at August 11, 2005 12:47 AM

その話は聞いたことがないなぁ、
編集者に連れられて二日酔いの頭で新宿コマ劇場の「美空ひばり特別公演」に連れていかれた話はこの本にあるけどね。
(原信夫とシャープ&フラッツが美空ひばりの専属バンドになるのを断ったという話は有名ですが、、、)
山下洋輔が聴いた美空ひばりはどんなアレンジの伴奏だろうが歌の節はヨナ抜き(和音階)で、歌い手も聴き手も伴奏に惑わされずに歌謡曲の節を共有していた、、という印象を語っているだけ。そして、その伴奏はカラオケだったというのが話のオチ。
もしも、そんな話があったとすれば、ひばりにはピアノ伴奏が必要ないということでしょう。

Posted by iGa at August 10, 2005 04:54 PM

文庫本で持っていました。
美空ひばりの伴奏を急遽やる羽目になった山下洋輔が
ぜんぜん弾けなかった事件、というのはこの本に出ていたんでしたっけ?
相倉久人の別の本だったっけかな?

Posted by fuRu at August 10, 2005 03:48 PM

余談ですがこのエントリーを書いていて「めがてん」と入力すると(・・;)と顔文字に変換されることを知りました。
因みに「目が点になる」は下記のサイトに1987年の流行語でさだまさしが云々で、どおくまんのマンガになんたらとありますが、これは無知からきているガセネタ情報ですね。
http://www.sogakusha.co.jp/newissue/mar2005/4789011917hpb.htm

「目が点」は1970年の谷岡ヤスジの漫画「メッタメタガキ道講座」を由来とする漫画表現、どおくまんのマンガはそれを様式化したものでしょう。それを1970年代前半から山下洋輔が自分のエッセーで使い始めバンド仲間に広がっていった訳でズージャが発生源ですかね。だから、ださまさしは20年近くも遅れていたわけ。

Posted by iGa at August 10, 2005 12:09 PM

基本的にジャズは遊び(プレイ)ですから、やっぱり自分で演奏するのが一番でしょうね。二十歳そこそこの餓鬼の頃はコルトレーンのようにソプラノサックスが吹けたら気持ちいいだろうな〜とか、マイルスのようにミュートでフェイント掛けて、ざまぁーみろと言いたいとか、妄想してましたが、生憎とその方面の才能がないが為、自分を基準にすることもなく割合と前衛でも何でも受け入れられるのが、逆に幸いしてます。
フリージャズとか前衛音楽とかも、どれだけプレイヤーが遊んでいるかで、オーディエンスがそこに参加できるかの決まるような気もします。

Posted by iGa at August 10, 2005 11:34 AM

なんて魅力的な会場だったんだろう。いいなぁ。

Posted by nOz at August 10, 2005 12:38 AM

即興演奏とスウィングこそ、ジャズの命…。
うむむ。
納得であります。

私の場合、この、スウィングが欠落し、即興のみになってしまいます。
ジャズと言うより、フリーミュージック。
FREE IMPROVISED MUSICと言うのが正しいらしいのですが…。
どちらかと言えば、自分で演奏する方が好きです。
ですが、
その演奏が、雑音(ノイズ)と間違えられるのが残念であります。

たむらしげるの世界展は、先週の土曜日に行って来ました。
とても良かったです。
図録も買いました。

Posted by 林檎家 at August 9, 2005 05:56 PM