イサム・ノグチの作品「桃太郎」や「ブラックスライドマントラ」は 見るだけでなく、中に入って遊んだりできるのがよいですね。特に 渦巻きぐるぐるの「ブラックスライドマントラ」は「サザエ堂」を 連想してしまいました。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000363.html
これは、デジタルデバイドの亜種BSデバイドと云うことですかね。
http://www.bs-asahi.co.jp/bsasp/main.html
直ぐにAmazonに「イサム・ノグチ - 宿命の越境者」を注文、全体を俯瞰してから読み始めているところですが、イサム・ノグチを語ること、即、20世紀の歴史そのものですね。作者・ドウス昌代の丹念な関係者への取材と調査によって執筆された本書がなければ、実現しなかった番組と云うことが良く分かります。番組を見て思い浮かんだ疑問も本書で少しずつ氷解して行くようです。
Posted by S.Igarashi at October 28, 2004 02:31 PMおひさしぶりです。メゾンエルメス 8階フォーラムにて10月17日までやっていた「イサム・ノグチ/ランドスケープへの旅」を見に行ったのですが、この放送はとても残念なことに見逃してしまいました。放送のあいまに流れたというCMと同じ類のものに、会場にて出くわしましたよ。なんちゃってセレブの方々が会場でとめどないおしゃべりを大声でしてるんです。入場無料はこの時ばかりは良くないなと思いました。
Posted by いのうえ at October 23, 2004 11:01 AM放送当日、コマーシャルに中断されることに絶えきれず、見るのを止めてしまいましたが、昨日、日本シリーズの時間帯に録画しておいたビデオをコマーシャルを飛ばしながら見ました。以前にBS朝日が放送したものを地上波で放送したもののようです。
放送を見て「イサム・ノグチ」について殆ど何も知らなかったに等しいことに気付かされました。語り部のドウス昌代も異郷で暮らす者として、常にアイデンティティに向き合わざるを得ない立場に置かれた「イサム・ノグチ」に自己同一化しつつ、客観的な視点を逸脱することもなく描かれています。ドウス昌代の日本語が、ジャズピアニスト秋吉敏子の日本語と同じように聴こえたのは、異郷で暮らす日本人特有なものでしょうか。
ルイス・カーンとイサム・ノグチのコラボレーションがルイス・カーンの急死で実現することがなかったのが悔やまれます。二人とも越境者である意味では共通性があったような気がします。