じんた堂さん、どうもです。
新書と云えば奥付に啓蒙的なマニフェストがあるものと思ってましたが、ブームに便乗して刊行される新書シリーズは「理念もなにも、そんなの関係ねぇ」ようです。なにやら新書にも賞味期限が...となると、次は偽...か...。
因みに中公新書の装幀は建築家・白井晟一(故人、松濤美術館等を設計、銀座の親和銀行東京支店は壊された。)によるもので、昔の中公新書にはクレジットがありますが、最近の中公新書にはクレジットがありません。恐らく最近の編集者は「そんなの知らねぇ」でしょう。
Posted by iGa at December 15, 2007 09:30 AMここ数年、新書ブームで似たよう本ばかりという話しを聞きましたが、実際にリストを見るとこんなに出ていたのかと驚きました。
最近の本は、本屋に置かれる期間が短いので、とにかく一気に売れることが一番のようで、どうしても既に売れているものの二番煎じになってしまうのでしょう。かつて「岩波新書を何冊読んだかが知識の指標」とされたそうですが、今の新書は、本の作り側も読む側も、軽く読めるものを目指しているようです。これも最近の新書の出版傾向でしょう。