Comment: ラジオドラマ・博士の愛した数式

玉井さん、どうもです。
博士が目覚めたときに記憶がリセットされている場面の違和感を博士のモノローグで表現してます。他は家政婦の私が語り部になってます。ルート役の男の子も、10歳の少年の持つ屈託のなさが可愛らしい。
元・阪神の八木裕(現・野球解説者)は全くの素人による棒読みだけど、球場での博士に対し「あんた、へたな解説者より上手いね」と愛嬌で演技をカバーしてる。テレビドラマは見ないけれど、こんなラジオドラマならもっと聴いてみたいと思わせます。
iTMSでも宮部みゆきのラジオドラマ・同心もの時代劇が一話(22分)200円であるから試しに買ってみようかな。

Posted by iGa at September 1, 2006 10:03 PM

 リンクされているサイトからドラマのさわりをダウンロードしてrealplayerで聞いたら、博士の側からの物語という手をつかったのかと感心しながら、わすれていた物語の細部がよみがえりました。ぼくはギンレイホールで映画も見ました。ひとつの物語をさまざまな方向からさまざな見方で読むということがとても興味深く感じられました。キャスティングも、なるほどこういうのもあるなという感じだし、小川洋子もこの小説もしあわせものですね。
放送時間80分っていうのも、やるなあ という感じですね。

Posted by 玉井一匡 at September 1, 2006 11:58 AM