中央線のオレンジ、総武線の黄色、山手線の黄緑、たださえ複雑で分かりにくい東京の中で、唯一誰にでも分かる記号だったと思います。ステンレスで塗り替えの必要も無い車体は、色々な面でコスト削減に繋がるのでしょう。
ただ都市全体での情報の整理といった範囲にまで、コストの範囲を広げると、良く整理されて多くの人が共有している記号を放棄するのは残念です。
正直に言えば古くなって少し粉をふいて白くなった中央線のオレンジが大好きでした。
そうですね、何よりも近代化を感じたの外観よりも車内のロンリウムの床ですね。それまでの油を染み込ませた匂いのする木の床と薄暗い車内から一転して、ロンリウムの床に蛍光灯、明るい車内は「モダンリビング」のイメージを連想させるものでした。
Posted by iGa at July 31, 2006 11:33 AM私もオレンジ色の101系が走り出した時、なんだか中央線がいっきに近代化したように思った記憶があります。
最近は京王線がメインであまり乗ることはありませんが、踏切待ちの時、西八王子から八王子駅の傾斜面を走るオレンジ色はまさしく中央線という感じがします。