伊丹十三の映画「お葬式」の中で、火葬場の煙突の煙をしみじみ眺める、というシーンがありましたが、まぁ、iGaさんのおっしゃっておられるような....感慨とは別でしょうが、葬儀というのは特別な仕掛けではありますね。
Posted by AKi at July 8, 2006 12:44 PM1980年代の初め頃、伯母の葬儀で火葬場に行って驚いた。それは1950年代、祖父の葬儀の時に見た昔のままの建物、風景が残っていたのだ。未だ小学校にも行っていない年齢だったが、当時の記憶が蘇ってきた。兄弟、従兄弟、口を揃えて「ここは昔のままだ」と呟いていた。従兄弟の幼い子供達が葬場の庭で遊ぶ姿を見て、昔はここで同じように遊んでいた自分と重ね合わせていた。が、しかし公共建築物の建替工事で最後に残されていた葬祭場も90年代に略、新しく建替えられているから、たぶんあの火葬場も新しくなっているだろう。従兄弟の子供達が大人になって再び火葬場を訪れる時がきても、祖父の葬儀の記憶が蘇ることもないのではないか。
Posted by iGa at July 8, 2006 10:24 AM結婚記念日を忘れないように祭日にするということは出来ますが
命日は難しい。
20回忌ですか。時間というものの懐の深さを感じます。
人は死をおそれ、後世の人々の記憶の中に生き残ろうとしてきたのかなと、先日、あるテレビ番組を見ていて思いました。