November 14, 2010

「-42110」のトラブルもあったけれど...

Apple、日本のiTunes Storeで映画の提供を開始」と云うことで早速映画をレンタルしたのだがダウンロードが終了すると上記のメッセージが現れ映画を見ることが叶わない。サポートサイトから「-42110」エラーの解決法は見つからず、サポートサイトからメールで質問をすると、直ぐに自動返信の『お問い合わせを受け付けました(iTunes Store)』が届いた。そこにあった『可能性のある iTunes Store のエラー』のリンクにあった「-42110」のエラーについて『「SC Info」フォルダを削除すると問題が解決することがあります。』との指示に従いトラブルシューティングは完了、無事にダウンロードを再開し映画をレンタル、やれやれである。

と云うことでレンタルした映画をiPadに転送したのである。母艦のMacでレンタルした映画はiTunesからiPad等のデバイスに転送できるが、iPadから直接ダウンロードした映画はMac等の他のデバイスに転送できないのである。しかしMacからiPadに転送したら未だ見ていないにも関わらず48時間のカウントダウンが始まってしまったのである。これが仕様なのかどうかは解らない。
追記:その後、Appleのサポートに問い合わせた処、仕様ではなく「-42110」に関わるトラブルであったことが判明し、再ダウンロードすることができた。と云うことで転送しても視聴のカウントダウンは始まりません。

RentalMovie07.jpg

と云うことで、自動的に削除されるなんて、まるで「Mission-Impossible」のプロローグみたいなのである。

最初に借りたのは未だ見ていなかった「トイ・ストーリー3」だが、最後、akiさんが不覚にもウルウルしたと書いていたことに共感...。

もう一本はテレビで放映された時に見ただけの「映画・羅生門(1950)」のデジタル完全版

と云うことで「i文庫HD」で原作を重ね合わせ同じ画面で読むこともできるのである。原作の一つ「羅生門」は回想シーンの舞台背景と云うか、一つの書き割りのようなもの。映画では下人が狂言廻しの役割だが...キャスティングを見るまで上田吉二郎とは分からなかった。

映画の主題に使われたのは『薮の中』...小説は「巫女の口を借りたる死霊の物語」で終っている...。映画ラストで事の顛末を目撃した木樵りの告白は黒沢明のオリジナル...

三船敏郎演じる多襄丸の粗野でガサツな男は、フェリーニの映画「道(1954)」でアンソニー・クイン演じるザンパノを彷彿させたが...「羅生門」の方が四年も先に制作されていたのか...うーむ。

Posted by S.Igarashi at November 14, 2010 10:58 AM