昨日の文化の日は大学の観劇会、今年は舞浜まで出掛けCirque du Soleil/ZEDを観た。この歳になってサーカスの類いを観るのは初めてである。レオナルド・ダ・ヴィンチが考えたような機械仕掛けの舞台装置、ピカソの描いたアルルカン(道化)、ディアギレフとニジンスキーの前衛的なバレエ衣装を彷彿させるコスチューム、等々の多様なイメージが交錯する空間で、肉体の極限に挑むパフォーマンスは圧巻である。しかし音楽が些か凡庸である処がサーカスを脱しきれないように思える。会場を後にする人達が、知らずに口ずさんでるようなテーマフレーズがあれば...と思うのだが...。